■未だに捨てられないで取ってある高校時代に使った英和辞典がある。ケースも無くカバーは薄汚れ、表から見える紙の部分は手あかでほとんど黒くなっている。見るからに古くさい汚い使い古しの辞典である。
■どのページを開いてもほとんど全てのページに自分で付けた赤のチェックが入っている。私が高校時代に勉強中に付けたものである。今から新しい辞典に全ページに渡ってただチェックを入れていくだけでも何日かかるか分からない程だ。
■積み重ねというのは偉大なものだ。今更、改めて思い知らされる。
■今は、電子辞典やコンピュターで簡単に調べられる時代だ。しかし、紙の辞典にはそれなりに捨てがたいものがある。
■見る度に高校時代の辛い受験勉強を思い出させてくれるこの汚い辞典は、おそらく死ぬまで捨てられないと思う。